魚突きで潜るとき、シュノーケルは外した方がいいか・咥えたままの方がいいか徹底解説「魚突き/spearfishing」
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!
銛・魚突き工房 -SPEAR SHARK-
でございます!
今回は
について紹介していきたいと思います。
シュノーケルは外す?咥える?どっちの方がいいの???
魚突きをするときに必須となるアイテム
「シュノーケル」ですが、
- 外して潜りますか?
- 咥えたまま潜りますか?
どちらのスタイルで魚突きをやっていますか。
今回は、この二つのスタイルのメリット・デメリットを紹介していきます!
どちらも良さがあるので、両方使えるように使い分けて行きましょう!
シュノーケルを咥えたまま潜るメリット
初心者の方は、「咥えたまま」のスタイルが多いのではないでしょうか?
私も魚突きを始めて3年ほどはこのスタイルでした。
このスタイルのメリットとして
- 咥え直す必要がない
- 海水を誤飲しづらい
です。
咥え直す必要がない
初心者の方ですと
シュノーケルの咥え方もよく分かっていなくて
咥えるのもパッと出来ない方もいます。
常に咥えていると咥える動作で焦ることがなくなります。
また、深く長く潜らない場合は
呼吸のサイクルが短いため
咥え直すのが非常に手間になります。
魚を探すための空潜りや浅場狙いの場合は
咥えるスタイルがオススメします!
ついでに浅場とは…
人により感覚が違うと思いますが
店長の場合は7mを一つの基準にしています。
海水を誤飲しづらい
これも初心者のあるあるですが
シュノーケルは慣れていないと
先端側か口元から海水が入ってきて
海水をかなり飲み込むことになります。
これを防ぐためにも
常に咥えておいた方が海水を飲み込むリスクを下げられます。
店長の本当の初心者の頃は
海水を飲み過ぎてすごい気持ち悪かったです…。
シュノーケルを咥えたまま潜るデメリット
今度は逆にデメリットを紹介していきます。
このスタイルのデメリットとして
- シュノーケルクリアが必要になる
- 肺が痛くなりやすい
です。
シュノーケルクリアが必要になる
潜水をすると
シュノーケルの先端からコポコポと空気が抜け海水が浸水してきます。
浸水が息を吸うためには、満たされた海水を除去する必要があります。
この除去のために息を吹き込むことを「シュノーケルクリア」と言います。
このシュノーケルクリアが必要になってきます。
肺が痛くなりやすい
1つ目のデメリットの
「シュノーケルクリア」を潜水・浮上の度にしていると肺が痛くなる場合があります。
シュノーケル内の海水を除去する為には勢いよく息を吐く必要があります。
普段の生活で勢いよく息を吐くことがないため
このシュノーケルクリアを何度のしていると
肺が痛くなる方が良くいます。
息が苦しくないように余裕を持って潜るようにすると
肺が痛くなりにくいので、初心者の方は特に余裕を持って潜るようにしましょう!
シュノーケルを口から外して潜るメリット
上級者は「口から外して潜る」スタイルが多いです。
私も、大物狙いの時にはこのスタイルを使用します。
このスタイルのメリットとして
- シュノーケルクリアをしなくて良い
- 安全性が高い
- 浮上後、たくさん息が吸える
です。
シュノーケルクリアをしなくて良い
シュノーケルを口から外して潜る時には
浮上~呼吸までシュノーケルを使用しません。
(息に余裕がある場合が咥えても良い!)
そのため、海面から頭を出して直接呼吸をします。
シュノーケルを咥えるデメリットの「肺が痛くなる」可能性が非常に下がります。
安全性が高い
シュノーケルクリアをしなくていいので
浮上後に「息を吐く→息を吸う」でなく
すぐに「息を吸う」ことが出来ます。
そのため、0.5~1秒ほど早く息を吸うことが出来ます。
この少しの差でブラックアウト(酸欠による失神)になる可能性が下がります。
そのため、深く潜ったり長く潜ったりする場合は
シュノーケルを咥えずに潜った方が安全性が上がります。
浮上後、たくさん息が吸える
シュノーケルで息を吸う場合は
直径3cmほどの筒で息を吸わなければいけませんが
シュノーケルを付けていない場合は口で息を吸うので
シュノーケルよりの速くたくさん息を吸うことが出来ます。
そのため、安全性が高くなったり息苦しさが速く収まります。
シュノーケルを口から外して潜るデメリット
このスタイルのデメリットとして
- 咥え直す必要がある
- 海水を誤飲する場合量が多い
です。
咥え直す必要がある
当たり前のことですが外したら咥え直す必要があります。
潜水後、咥え直す必要があるので
慣れないうちはかなり手間に感じる場合があります。
海水を誤飲する場合量が多い
外すメリットで「たくさん息が吸える」とお伝えしましたが
吸う量が増えるということは
空気だけでなく海水を誤飲する量の増えます。
余裕がなくなってくると
「がぶ飲み」のような飲み方をしてしまう
場合もあったりします。
気管に入るとかなり苦しいです…。
シュノーケルの場合
筒の太さが口より小さいので飲み込む量が口よりは少なくなります。
まとめ
それぞれ、メリット・デメリットがありました!
この2つの方法を使い分けると
魚突きの上達になると思います!
- 浅場を攻める
- 空潜りする
- 短時間の潜水
の場合は咥えたままの方がメリットがあります。
- 深場を攻める
- 長時間の潜水
の場合は外した方がメリットがあります。
うまいこと使い分けて
楽しく魚突きスキルを上達していきましょう♪
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安全・安心で魚突きを楽しんで下さい♪
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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