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「注意喚起」魚突きで無理に潜水をすると起こるブラックアウトとは「魚突き/spearfishing」

「注意喚起」魚突きで無理に潜水をすると起こるブラックアウトとは

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!

銛・魚突き工房 -SPEAR SHARK-
でございます!

SPEARSHARK-ロゴ-銛・魚突き工房

今回は

無理に潜水をすると起こるブラックアウト

について紹介していきたいと思います。

目次

ブラックアウトとは

簡潔に言うと、潜水中に酸欠で意識を失いことです。
水中で意識を失っているので高確率で死に繋がります。

通常であれば血中の二酸化炭素濃度により
息苦しさを感じて浮上しようとします。

特殊な呼吸法などで使用すると
二酸化炭素の排出のみ過剰に行われ
酸素を取り込みが少ない状態になります。

そういった場合に
ブラックアウトが発生します。

ブラックアウト仕組み

ハイパーベンチレーションとは

ブラックアウトの仕組みを理解する上で
ハイパーベンチレーションという用語を知って下さい。

ハイパーベンチレーション(過換気)とは
素潜りの息を長く耐えるためのテクニックで
潜行の直前に水面で深く早い呼吸を繰り返すことで
息が苦しいと感じるまでの時間を延ばすことが出来ます。
「息を止めていられる時間を延ばす」テクニックではなく
「苦しいと感じるのを遅くする」テクニックであるため、注意が必要。

深く早い呼吸(ハイパーベンチレーション)をすると
体内の二酸化炭素を多量に排出することが出来ます。

ブラックアウトのメカニズム

通常は血液中の二酸化炭素濃度が高まると
呼吸調整中枢を刺激し息苦しさを感じて呼吸を促します。

深く早い呼吸(ハイパーベンチレーション)をすると
通常時よ二酸化炭素を多量に排出しているので
通常であれば酸欠になる前に二酸化炭素による息苦しさを感じますが
二酸化炭素が少ないので感じにくいです。

水深が深い場合は水圧により
酸素・二酸化炭素が膨張して酸欠にはなりにくいです。
浮上時に水圧が下がることで
酸素・二酸化炭素が圧縮してしまい酸素量がある一定を下回ると
酸素欠乏症の症状が出現し、さらに低下すると意識を失います。

水面近くになったところで、
血液中の酸素分圧は意識消失レベル以下になり
水面にたどり着くまでに意識を失って溺れます。

ブラックアウトを起こさないためには

対策方法はシンプルに無理は潜り方をしないことです。

連続して潜水を避ける

一度浮上したらインターバルを取る。
一般的に潜水していた時間と最低同じだけ休憩(呼吸をして)
呼吸を整えてから再度潜水する様にしましょう。

ハイパーベンチレーション(過換気)の呼吸をしない

ブラックアウトの原因となるハイパーベンチレーションは使用しない様にしましょう。

フロートを使い海底で銛を放棄出来るようにする

潜水後に銛を手放すことはなかなか出来ませんが
銛をフロートと連結しておきいつでも手放せるようにしましょう。
少しでも体の異変を感じたら銛は手放し水面を目指しましょう。

2人1組で魚突きをする

万が一、ブラックアウトが発生した際に
2人1組で魚突きをしていれば意識を失った際も助けることが出来ます。

これは最悪のケースなので
監視役がいても無理な潜水は避けましょう。

あなたの帰りを待ってくれる人がいる

あなたの帰りを待っている大事な家族がいるはずです。
無理な魚突きをするのではなく
無理なく楽しく魚突きをする様にしましょう。



銛・魚突きといった情報を
初心者~中級者に向けて発信しています。

もっと魚突きのことを知って
安全・安心で魚突きを楽しんで下さい♪

店長

最後まで読んで頂きありがとうございました♪


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